高新田(読み)たかしんでん

日本歴史地名大系 「高新田」の解説

高新田
たかしんでん

[現在地名]大井川町高新田

吉永よしなが村の北東に位置し、南東駿河湾に面する。延宝五年(一六七七)吉永村内の田中たなか川下流域と海岸部の八ヵ所の飛地が開墾され、初めは吉永利右衛門よしながりえもん分とされたが、同年吉永高新田として分村したという(吉永村誌)元禄郷帳に吉永高新田村とみえ、高一五七石余。国立史料館本元禄郷帳では幕府領。享保郷村高帳では幕府領田中藩預。旧高旧領取調帳では高二二七石余、幕府領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android