高木層(読み)コウボクソウ

デジタル大辞泉 「高木層」の意味・読み・例文・類語

こうぼく‐そう〔カウボク‐〕【高木層】

森林の最上層の林冠を構成する部分草本層低木層に対していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高木層」の意味・読み・例文・類語

こうぼく‐そうカウボク‥【高木層】

  1. 〘 名詞 〙 森林の最上層で高木樹冠からなる。森林の相観を特徴づけるもの。喬木層。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の高木層の言及

【植物群落】より

…これを階層構造stratificationという。一般に高木層,低木層,草本層,蘚苔(せんたい)層に分けられるが,階層が何層になるかとか,どれだけはっきり区別できるかどうかは森林によって異なり,熱帯多雨林において最も階層構造が発達する。 植物群落では,植物の生存にとって不可欠な光が高さとともに低減するので,光をめぐる植物間の高さの関係が重要になる。…

※「高木層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android