低木層(読み)テイボクソウ

デジタル大辞泉 「低木層」の意味・読み・例文・類語

ていぼく‐そう【低木層】

森林階層構造としてみたとき、高さ1、2メートルの低木が生えている部分

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精選版 日本国語大辞典 「低木層」の意味・読み・例文・類語

ていぼく‐そう【低木層】

  1. 〘 名詞 〙 植物群落内で、低木が枝葉を広げている層。森林では高木層の下に、低木林では最上層をつくる。前者では陰性植物(ハナイカダ、シャクナゲ、アオキなど)が、後者では陽性植物(クワなど)が主体となる。ササ群落もこの層に入れる。

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世界大百科事典(旧版)内の低木層の言及

【植物群落】より

…これを階層構造stratificationという。一般に高木層,低木層,草本層,蘚苔(せんたい)層に分けられるが,階層が何層になるかとか,どれだけはっきり区別できるかどうかは森林によって異なり,熱帯多雨林において最も階層構造が発達する。 植物群落では,植物の生存にとって不可欠な光が高さとともに低減するので,光をめぐる植物間の高さの関係が重要になる。…

※「低木層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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