高橋被告の裁判

共同通信ニュース用語解説 「高橋被告の裁判」の解説

高橋被告の裁判

13人が死亡、6千人以上が重軽症となった1995年3月の地下鉄サリン事件で、高橋克也被告はサリン散布役を駅まで車で送迎したとして、殺人罪などに問われた。17年逃亡し、2012年に逮捕された。今年1月に始まった裁判員裁判で「サリンをまくと知らなかった」と無罪主張。他に起訴された事件でも起訴内容を争った。地裁は確定死刑囚ら20人以上の証人尋問を実施。検察側は無期懲役を求刑し、弁護側は懲役10年以下の刑が相当と主張した。判決までの公判回数は39回となり、過去最多だった首都圏連続不審死事件(さいたま地裁)の36回を超えた。

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