高沙村(読み)たかさごむら

日本歴史地名大系 「高沙村」の解説

高沙村
たかさごむら

赤麻あかま沼南岸にあり、西を渡良瀬川南東に流れる。北西は西高沙村。谷中やなか内野うちの新田村の一つ。元禄郷帳下宮したみや村枝郷として村名がみえる。下総古河藩領。高砂とも記され、たかすなともよばれたという。享保八年(一七二三)の日光街道野木宿助郷帳(坂本重通文書)には内野治部組とみえ、勤高三一三石。天保(一八三〇―四四)頃の古河藩領村明細帳(茨城県潮田文書)によれば、高三六四石余、田一六町一反余・畑六五町余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android