高河原村(読み)たかがわらむら

日本歴史地名大系 「高河原村」の解説

高河原村
たかがわらむら

[現在地名]岐阜市高河原

長良川左岸に沿う小村で、北は下奈良しもなら村、東は荒田あらた川を境に次木なめき村、南は日置江ひきえ村。荒田川・長良川の堤沿いに集落が点在し、本村東方、荒田川の南に菰更こもふけという飛地がある。慶長郷帳および元和二年(一六一六)の村高領知改帳に村名がみえ、高二七四石余。正保郷帳では田九四石余・畑一七九石余。江戸時代を通して加納藩領で、家中知行渡方帳(森文書)によれば家臣五名の給地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android