高津戸峡谷(読み)たかつどきょうこく

改訂新版 世界大百科事典 「高津戸峡谷」の意味・わかりやすい解説

高津戸峡谷 (たかつどきょうこく)

群馬県東部,渡良瀬川が平野部に出る谷口につくった峡谷。みどり市の旧大間々町南部にある。高津戸峡または高津戸渓谷ともいう。足尾線大間々駅から近い。高津戸橋から上流にあるはねたき橋まで約600mがとくに美しく,関東耶馬渓ともいわれる。峡谷沿いに遊歩道があり,途中に屛風岩,伊勢ヶ淵,はね滝,獅子岩などの景勝がある。東岸の要害山中世高津戸城跡があり,西岸にながめ遊園地がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 武夫

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む