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遊園地 ゆうえんち pleasure ground

翻訳|pleasure ground

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

遊園地
ゆうえんち
pleasure ground

戸外の娯楽施設地。広い意味では児童の遊び場から大きな公園までを含むが,現在では一般に企業による営利を目的としたものをいう。人口密集地では住宅や交通の過密化のため,児童公園や緑地を確保することは切実な問題となっている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ゆうえん‐ち〔イウヱン‐〕【遊園地】

楽しく遊べるように、いろいろな遊具や設備を備えた施設。
[補説]日本では、明治44年(1911)開園の宝塚新温泉(後の宝塚ファミリーランド)が最初とされる。

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百科事典マイペディアの解説

遊園地【ゆうえんち】

大がかりな遊戯機械や遊戯施設を中心に,さまざまな付設施設をもつ屋外型娯楽施設。食堂や売店などもあり,催物やアトラクションなども行われる。遊園地の特色を出すために,プールスケート場を付設したり,水族館や動・植物園を付設したり,浴場(サウナラドンなど)や宴会もできるヘルスセンターを付設したり,とさまざまな工夫がなされている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆうえんち【遊園地】

囲いこまれ管理された自然の中に,遊戯機械・施設,食堂,売店などを配し,各種の催事やアトラクションを提供する屋外型娯楽施設。プール,スケート場などのスポーツ施設も重要な要素であり,また,動・植物園,水族館,あるいは浴場・宴会を中心とするヘルスセンターを併設することも多い。猛獣の放飼い,海洋動物のショーを中心とするサファリパークマリン・パークも含まれる。有料で営利を目的とする点で,自然公園都市公園,児童公園などと区別され,また,博物館法による施設とも区別されるが,遊戯機械を設置している動・植物園など広義には同種のものとみなされるものもある。

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大辞林 第三版の解説

ゆうえんち【遊園地】

遊覧・娯楽のために諸種の乗り物や設備を設けた施設。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

遊園地
ゆうえんち

遊びや娯楽など、レクリエーションの目的で形成された地域。公共施設商業施設がある。元来子供の遊び場で、家庭の周辺にあった児童公園的なものであったが、居住空間の狭隘(きょうあい)さ、都市域における遊び場の喪失、レジャーの多様化などの要素から、各種の遊戯施設を整えた商業施設から、スポーツ施設・文化施設なども併設した総合レジャーランドまでを総称するようになった。
 日本の遊園地は1911年(明治44)宝塚電車(現阪急電鉄)による宝塚新温泉(のち宝塚ファミリーランド。2003閉園)の建設が最初である。これは私鉄が沿線住民のために設けた付帯事業であり、沿線住民の増加や、利用客による乗客増加を図ったものであった。25年(大正14)には東京の東横電車(現東京急行電鉄)により多摩川園(1979閉園)が、26年(大正15)には武蔵野(むさしの)電車(現西武鉄道)により豊島(としま)園(1927全面開園)などがつくられた。しかし第二次世界大戦後は、これが付帯施設ではなく、独立した施設となり、55年(昭和30)に後楽園ゆうえんち(現東京ドームシティアトラクションズ)が、都市型の機械化した遊戯施設をもつ遊園地として登場し、さらに都市化の進展により、向ヶ丘(むこうがおか)遊園(1927開園、2002閉園)、よみうりランド(1964開園)など郊外住宅地域立地型が生じ、さらに観光地に立地したレジャーランドが自然環境立地型として発達するようになった。
 内容的にみると、子供中心の生活の遊び場的な小規模の手動施設が、第二次世界大戦後はストレス解消の青少年中心から大人を含めた施設へと展開していく。一つはスリルを追求したカート(ゴーカート)、ジェットコースターなどで、近年では宙返りや垂直に落下するものなどが大型遊戯施設の代表的なものとなった。サスペンスを求める型も、古いお化け屋敷的なものからミステリーランドなど人気が高い。またディズニーランドに代表される、ファンタジックな世界に誘うものは、もっとも基本的な要素であろう。また各種のゲーム機器も古くから人気が高い。
 このような遊戯施設に加え、多くの他の要素を加味した総合施設が発達している。その一つは、富士急ハイランド(1961富士五湖国際スケートセンターとして開業)などにみられるもので、スポーツ施設併設型であり、スケート、テニスなどを中心にして、ホテル、ペンションなどの宿泊施設が併設されているものも多い。二番目は各地のサファリパークなどにみられる、動物園や植物園を中心とするものである。これは自然環境立地型に多く、美しい自然の中で、植物や動物の生態に接しながら楽しむものである。三番目は郷土館的な文化施設併設型で、郷土の民芸や産業に接することができる。四番目は多摩テック(1961開業)にみられるような自動車、あるいは鉄道などに接するとともに体験するというものであろう。このように、遊戯施設を中心としてスポーツ施設・文化施設を併設したもの、または逆に遊戯施設が従的な施設となったものなどがある。
 昭和50年代以降には「憩いの村」など公営施設、観光地にみられる「ミニ共和国」など多くの形態が生じ、レジャーの多様化に伴って施設も多様化している。しかし、反面、谷津(やつ)遊園(1922開園、82閉園)、二子玉川(ふたこたまがわ)園(1922二子児童園として開園、85閉園)など、廃止された古い有名な施設もある。
 問題点としては、経営面から考えると、カート、ジェットコースターなど、スリルを追う施設が急激にエスカレートしているが、これらはまた危険度も高く、安全の面から十分の注意が必要である。利用者の側からも安全の面に留意するとともに、利用のルールを守り、またギャンブル的なゲームなども多い点、非行問題など、青少年の利用に対する大人や家族の配慮も望まれる。[徳久球雄]
『橋爪紳也著『日本の遊園地』(講談社現代新書)』

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