高町屋村(読み)たかまちやむら

日本歴史地名大系 「高町屋村」の解説

高町屋村
たかまちやむら

[現在地名]松阪市たか

愛宕あたご川が伊勢湾に流入する河口付近の左岸にある。参宮古道に沿い、江津ごうづ村の東にある。文禄検地帳(徳川林政史蔵)に「高町屋」と記され、田畠合せて三五町八反余、分米合せて四二〇石余、また塩浜年貢米が七石九斗とみえる。同史料にみえる小字名のうち、しほた・むかい・林・つつみそいには当荒・永荒の注記が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android