高祖神社(読み)たかすじんじや

日本歴史地名大系 「高祖神社」の解説

高祖神社
たかすじんじや

[現在地名]前原市高祖

高祖山の西麓にある旧県社。祭神は彦火火出見尊(高祖大明神)・玉依姫・気長足姫尊ほか。高祖宮と通称される。「三代実録」元慶元年(八七七)九月二五日条にみえる「高礒比神」にあたるとされ、このとき従五位下に進階した。永正四年(一五〇七)七月一〇日の高祖神社棟札(社蔵)に「怡土庄鎮守高祖山大菩薩御社」とみえ、原田興種は怡土いと庄鎮守の当社社殿を造立している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android