高篠村(読み)たかしのむら

日本歴史地名大系 「高篠村」の解説

高篠村
たかしのむら

[現在地名]三木市細川町高篠ほそかわちようたかしの

桃津ももづ村の北東美嚢みの川左岸に位置する。慶長国絵図に村名がみえる。領主変遷大柿おおがき村と同じ。正保郷帳では田方二九九石余・畑方二三石余。元禄郷帳では高三八一石余。天保郷帳では高四三七石余。同郷帳の高には明治初年に当村から分離・独立する高篠新田の高も含まれたとみられる。旧高旧領取調帳では二筆に分けて記され、幕府領の高篠村が新田分とみられ、下野壬生藩領分の高篠村は元禄郷帳と同高。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む