高輝度側・階調優先(読み)こうきとかわ・かいちようゆうせん,こうきどがわ・かいちょうゆうせん

カメラマン写真用語辞典 「高輝度側・階調優先」の解説

高輝度側・階調優先

 高輝度な (明るい) 被写体が白とびしてしまったり、あるいは本来あるべき諧調がなくなってしまう現象は、ダイナミックレンジの狭さに起因するものとして永くデジタルカメラの弱点とされていた。一度失った階調は画像編集ソフトウェアをもってしても再現することは困難だ。  この問題を解消しようとキヤノンが開発し、EOS-1D Mark III (平成19年5月発売) に初めて搭載したのが 「高輝度側・階調優先」 という機能だった。カスタムファンクション内に用意された設定により、(ISO200~3200 の設定範囲において) 適正露出 (=18%グレー) から高輝度限界までの範囲を約1段分拡張。グレーからハイライトまでの階調をより豊かにし、白とびの発生も軽減できるようにした。太陽など明るい光源下で白い被写体を撮影する場合や、逆光条件の撮影に重宝されている。

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