日本歴史地名大系 「高野山引導院過去帳」の解説 高野山引導院過去帳こうやさんいんどういんかこちよう 一冊写本 東京大学史料編纂所解説 引導院は成慶院と並ぶ高野山における武田氏の宿坊・菩提所であったが、のちに廃されて持明院に吸収された。本過去帳には武田信玄を筆頭に一門の法名が記されるほかは、天正一四年八月六日付での郡内居住者、武田氏滅亡後武蔵に移住した武川衆の米倉氏関係者の慶長五年前後の記帳が集中的にみられる。活字本 甲斐叢書八 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報