成慶院(読み)せいけいいん

日本歴史地名大系 「成慶院」の解説

成慶院
せいけいいん

[現在地名]高野町高野山

現在は桜池ようち院の東にあるが、文化一〇年(一八一三)高野山細見絵図では小田原おだわら谷の南側にある西門さいもん院の北に隣接して描かれる。明治二七年(一八九四)移転。本尊阿弥陀如来。開基は大御室性信親王に従い受戒したという行意律師。正治二年(一二〇〇)畠山家より土御門天皇に奏して成慶院の勅額をもらったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む