高須新田(読み)たかすしんでん

日本歴史地名大系 「高須新田」の解説

高須新田
たかすしんでん

[現在地名]玉造町こう

霞ヶ浦沿岸にあり、北は玉造村。古くは玉造村のうちにあり、応安年間(一三六八―七五)の海夫注文(香取文書)に「たかすの津玉つくり」と記される。江戸時代は水戸藩領で正保元禄(一六四四―一七〇四)の間に玉造村より分村したと伝え(新編常陸国誌)元禄郷帳には「玉造村之内高須新田村」とあり、天保郷帳には「玉造村之内高須新田」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android