髪垂(読み)かみたれ

精選版 日本国語大辞典 「髪垂」の意味・読み・例文・類語

かみ‐たれ【髪垂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たれ」は切るというのを忌んでいう語 ) 新生児頭髪をはじめて剃ること。期日は一定しないが、誕生から三日目、五日目、七日目、一二日目などがある。うぶぞり。
    1. [初出の実例]「楠甚四郎むすめ今日髪たれ也云々」(出典:言経卿記‐天正一〇年(1582)一〇月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「髪垂」の意味・わかりやすい解説

髪垂【かみたれ】

髪置

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android