鬼の霍乱(読み)おにのかくらん

ことわざを知る辞典「鬼の霍乱」の解説

鬼の霍乱

平生頑健な人が珍しく病気にかかることのたとえ。

[使用例] お重が心持ちが悪いなんて、まるで鬼の霍乱だな[夏目漱石*行人|1912~13]

[解説] 「霍乱」は、日射病暑気あたり

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精選版 日本国語大辞典「鬼の霍乱」の解説

おに【鬼】 の 霍乱(かくらん)

(「霍乱」は日射病や暑気あたり) ふだん非常に丈夫な人が、めずらしく病気にかかることのたとえ。
※雑俳・俳諧觿‐一〇(1789)「鎧の儘で鬼の霍乱」

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デジタル大辞泉「鬼の霍乱」の解説

鬼(おに)の霍乱(かくらん)

《「霍乱」は日射病のこと》ふだんきわめて健康な人が珍しく病気になることのたとえ。

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世界大百科事典内の鬼の霍乱の言及

【霍乱】より

…当時は〈しりよりくちよりこくやまひ〉とも呼ばれた。なお,平素ひじょうにじょうぶな人が珍しく病気になることのたとえを〈鬼の霍乱〉という。【立川 昭二】。…

※「鬼の霍乱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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