鬼王館跡(読み)きおうだてあと

日本歴史地名大系 「鬼王館跡」の解説

鬼王館跡
きおうだてあと

[現在地名]飯田川町和田妹川 横根

いも川中流南岸、標高二〇メートルの段丘上にある。中世末期、秋田実季の家臣和田五郎盛季が大宮おおみや沢の南部山上に築いた館という。鬼王館麓に寺屋敷の跡があり、槻木つきのき(現昭和町)照明しようみよう寺の旧跡地という。

妹川の右岸丘陵上に鷲尾わしお館跡がある。和田氏が家臣に築かせた館という。同丘陵上に築掛つきがけ館跡がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む