鬼籠村(読み)きこむら

日本歴史地名大系 「鬼籠村」の解説

鬼籠村
きこむら

[現在地名]国見町鬼籠

竹田津たけたづ村の東にあり、国東道が通る。東は櫛海くしのみ村。北は周防灘に面し、同灘に注ぐ鬼籠川の流域を占める。元文二年(一七三七)以降は幕府領。小倉藩元和人畜改帳では蔵納分と長岡興長知行分に分筆され、蔵納分は高三二石余、家数六、うち百姓本屋三・山ノ口本屋一、牛屋二、人数一二、うち百姓三、牛二。興長知行分は高二四三石余、家数六九、うち百姓本屋二七、隠居・庭屋・牛屋・名子ともに四二、人数一〇四、うち百姓二七・名子五、牛二五・馬二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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