鬼飲(読み)おにのみ

精選版 日本国語大辞典 「鬼飲」の意味・読み・例文・類語

おに‐のみ【鬼飲】

  1. 〘 名詞 〙 酒などを毒見するために、少量を試飲すること。→鬼食い
    1. [初出の実例]「鬼のみの事。主人にむかひ申て飲也」(出典:三議一統大双紙(15C前)法量門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鬼飲」の読み・字形・画数・意味

【鬼飲】きいん

夜、暗中で飲む。〔画録〕欽・石年の輩、鬼飮~鶴飮と名づくるものり。鬼飮とは、夜以て燒燭(灯火)せず。

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