魚入神社(読み)うおいりじんじや

日本歴史地名大系 「魚入神社」の解説

魚入神社
うおいりじんじや

[現在地名]江南市小杁

祭神伊弉冊尊・応仁天皇・木花咲耶姫命。境内八三九坪。旧村社。尾張国神名帳に「従三位上 蘆入天神」、「本国神名帳集説」に「式外 従三位魚入いをり神社 天神 一本作正四位下蘆入部いほりべ」とある。寛文年中(一六六一―七三)小杁おいり村には熊野くまの権現・富士浅間ふじせんげん八幡の三社があり村中支配であった(寛文覚書)。「尾張志」は魚入天神ノ社・熊野権現ノ社・八幡ノ社の三社があるとし、魚入天神を「延喜式」神名帳の葉栗郡伊富利部イフリヘノ神社」に比定している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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