日本歴史地名大系 「葉栗郡」の解説
葉栗郡
はぐりぐん
県北西部を占め北・東・南は一宮市に接し、西は木曾川を隔てて岐阜県に接している。旧郡域は東は丹羽郡、南は中島郡、北は美濃国であったが、天正一四年(一五八六)の木曾川の大洪水で郡域は分断され、西北部六〇余ヵ村は美濃国
葉栗郡の村々は現在、江南市や一宮市に大部が合併したので、木曾川町のみが葉栗郡という一郡一町となった。この地域は毛織物生産の中小機業が密集しているが、しだいに化学繊維へと転換する工場が増加している。
〔原始〕
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報