魚成本村(読み)うおなしほんむら

日本歴史地名大系 「魚成本村」の解説

魚成本村
うおなしほんむら

[現在地名]城川町魚成

魚成川の流域に沿う魚成五ヵ村の中心。村名は「墅截」には魚成本村、「大成郡録」は魚成村と記す。

太閤検地石高は三〇一石九斗七升四合、耕地面積の比率は、田五七パーセント、畑四三パーセントであった。寛文検地では五八六石と約一・九倍に増し、耕地面積では田が五三パーセント、畑が四七パーセントで、村内河岸段丘の開発がうかがえる。「墅截」による村柄は「上」、耕地は田が「上」、畑が「中ノ下」、水掛りも「吉」である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android