ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鳥もち」の意味・わかりやすい解説 鳥もちとりもちbird lime モチノキやヤマグルマなどの樹皮,あるいはヤドリギの果実などから抽出して,適当に固めて餅状にした粘質物。棒の先などにつけて小鳥や虫などを捕えるのに使う。主成分は植物性の「ろう」であるが,ろうを構成する脂肪酸成分はパルミチン酸,トロコ酸など,またアルコール成分は各種の樹脂アルコールなどで,植物により異なっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by