鳥海稲荷神社(読み)ちようかいいなりじんじや

日本歴史地名大系 「鳥海稲荷神社」の解説

鳥海稲荷神社
ちようかいいなりじんじや

[現在地名]一戸町西法寺

西法寺さいほうじの字稲荷にあり、祭神倉稲魂命。旧村社。坂上田村麻呂にまつわる伝説が伝わる。年代は不明だが、出羽国飽海あくみ大物忌おおものいみ神社(鳥海山山頂)を勧請したため鳥海と唱え、元禄六年(一六九三)大須田民部が社務となり、正徳四年(一七一四)鳥海四郎右衛門が引継ぎ、宝暦五年(一七五五)社殿修復、同八年村中にて神輿三基を奉納したと伝える(新撰陸奥国誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android