鳥潟隆三(読み)トリガタ リュウゾウ

20世紀日本人名事典 「鳥潟隆三」の解説

鳥潟 隆三
トリガタ リュウゾウ

明治〜昭和期の外科医学者 京都大学名誉教授



生年
明治10(1877)年8月

没年
昭和27(1952)年2月19日

出生地
北海道函館

別名
号=五稜

学歴〔年〕
京都帝大医科大学〔明治37年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔明治43年〕

経歴
明治44年大阪府立高等医学校教諭。45〜大正6年スイス留学、ベルン大学で血清細菌学を研究、免疫学上の新説インペジン説を提唱。帰国後の11年京大教授となり、外科学第1講座を担当。学説に基づき「コクチゲン」を創製し、また平圧開胸術を創案。京大名誉教授、日本外科学会名誉会長。著書にインペジン学説に関する3部(独文)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳥潟隆三」の解説

鳥潟隆三 とりがた-りゅうぞう

1878-1952 明治-昭和時代の外科学・免疫学者。
明治11年8月20日生まれ。大正11年母校京都帝大の教授。スイスのベルン大で血清細菌学を研究し,免疫学上のインペジン学説を提唱。また平圧開胸術を創案した。日本外科学会会長。昭和27年2月19日死去。73歳。秋田県出身。号は五稜。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「鳥潟隆三」の解説

鳥潟 隆三 (とりがた りゅうぞう)

生年月日:1878年8月20日
明治時代-昭和時代の外科学・免疫学者
1952年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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