鳥籠浦(読み)とこのうら

精選版 日本国語大辞典 「鳥籠浦」の意味・読み・例文・類語

とこ‐の‐うら【鳥籠浦】

  1. 近江国鳥籠(滋賀県彦根市小野町)に近い琵琶湖の浦。小野の古名を鳥籠といい、古代の駅が置かれ、付近まで琵琶湖が入江をつくっていたという。歌枕
    1. [初出の実例]「うべこそはいそぎたちけれとこのうらの波のよるべはなかりけりやは」(出典:浜松中納言物語(11C中)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む