鳥総立(読み)とぶさたつ

精選版 日本国語大辞典 「鳥総立」の意味・読み・例文・類語

とぶさ‐たつ【鳥総立】

  1. 地名足柄山」にかかる。「万葉‐三九一」の「とぶさ立て足柄山に船木伐り」の歌の意味がわからなくなって、枕詞と誤認して用いたもの。
    1. [初出の実例]「霞わけねにゆく鳥もとぶさたつあしがら山をこへぞくれぬる」(出典:壬二集(1237‐45))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android