
「鳥黐」は古くはただモチと呼ばれた。モチとは、モチノヨネ(糯米)、モチヒ(餠)、モチツツジ(糯躑躅)などから推して、「粘り気のあるもの」を意味する形態素であり、それが単独に用いられたのが「鳥黐」のモチと考えられる。このモチに対して、中世前期になるとトリトリモチという形が現われ、さらに中世後期に至ると、現代と同じトリモチという形が見られるようになる。
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...