
「鳥黐」は古くはただモチと呼ばれた。モチとは、モチノヨネ(糯米)、モチヒ(餠)、モチツツジ(糯躑躅)などから推して、「粘り気のあるもの」を意味する形態素であり、それが単独に用いられたのが「鳥黐」のモチと考えられる。このモチに対して、中世前期になるとトリトリモチという形が現われ、さらに中世後期に至ると、現代と同じトリモチという形が見られるようになる。
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...