鳩居(読み)キュウキョ

デジタル大辞泉 「鳩居」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐きょ〔キウ‐〕【×鳩居】

《「詩経」召南・鵲巣から。ハトは巣を作るのがへたなため、カササギの巣にいる意》妻が自分で家をもつことができず、夫の家を自分の家とすることのたとえ。また、借家住まいのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「鳩居」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐きょキウ‥【鳩居】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「詩経‐召南・鵲巣」の「維鵲有巣、維鳩居之」による語 ) ハトは巣を作ることがへたなため、カササギの作った巣にいること。転じて、婦人がみずから家をなすことができないで夫の家にいることのたとえ。また、借家住まいのたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鳩居」の読み・字形・画数・意味

【鳩居】きゆうきよ

借り住居。

字通「鳩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android