鳩目(読み)ハトメ

精選版 日本国語大辞典 「鳩目」の意味・読み・例文・類語

はと‐め【鳩目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 靴や紙ばさみなどのひもを通す丸い穴で、環状の金具のついたもの。また、その金具。鳩の目に似ているところからいう。
  3. はとのめせん(鳩目銭)」の略称
    1. [初出の実例]「同県従来の通貨は『ハトメ』と称し三寸鋲の頭の如くにして」(出典:朝野新聞‐明治一二年(1879)九月一六日)

はと‐もく【鳩目】

  1. 〘 名詞 〙 鳥類の一目名。ハト科、絶滅したドードー科からなり、ふつうサケイ科もこれに含める。きゅうごうもく。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む