鳴子引(読み)なるこひき

精選版 日本国語大辞典 「鳴子引」の意味・読み・例文・類語

なるこ‐ひき【鳴子引】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「なるこびき」とも ) 鳴子の綱を遠くから引いて鳴らし、田畑害鳥を驚かし追うこと。また、その綱を引く人。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「ひく物のしなじな〈略〉くびびき、つなびき、なるこ引(ビキ)」(出典仮名草子・尤双紙(1632)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android