害鳥(読み)ガイチョウ

デジタル大辞泉 「害鳥」の意味・読み・例文・類語

がい‐ちょう〔‐テウ〕【害鳥】

農作物などに有害な鳥類。同じ鳥でも季節によって害鳥となることがある。スズメは春は害虫を食べる益鳥とされるが、秋には稲の害鳥とされる。⇔益鳥えきちょう
[類語]野鳥水鳥水禽海鳥家禽飼い鳥渡り鳥候鳥夏鳥冬鳥漂鳥留鳥旅鳥迷鳥禁鳥保護鳥益鳥雄鶏雌鳥小鳥猛禽鳴禽珍鳥始祖鳥

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精選版 日本国語大辞典 「害鳥」の意味・読み・例文・類語

がい‐ちょう‥テウ【害鳥】

  1. 〘 名詞 〙 人間にとって直接に有害であるとみなされる鳥。作物果実を食害する鳥など。⇔益鳥

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百科事典マイペディア 「害鳥」の意味・わかりやすい解説

害鳥【がいちょう】

益鳥に対する。直接・間接に人間に有益な生物,特に農作物,果樹養魚などを食べる鳥をいう。しかし,鳥の食物は季節,地域で変わることも多く,ある一面のみをとらえて益鳥,害鳥と区別することはできない。たとえばスズメは稲田を荒らし害鳥視されるが,育雛(いくすう)期にはガ,イナゴ等のいわゆる害虫を盛んに捕らえる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「害鳥」の意味・わかりやすい解説

害鳥
がいちょう

益鳥

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