鴨南蛮(読み)カモナンバン

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精選版 日本国語大辞典 「鴨南蛮」の意味・読み・例文・類語

かも‐なんばん【鴨南蛮】

  1. 〘 名詞 〙 そばやうどんの上に、鴨の肉、または、鶏肉とねぎなどを煮てのせたもの。
    1. [初出の実例]「鴨南蛮(カモナンバン)二つも喰らって」(出典滑稽本・四十八癖(1812‐18)初)

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世界大百科事典(旧版)内の鴨南蛮の言及

【ソバ(蕎麦)】より

…前者を〈もり〉といい,後者は,はじめ〈ぶっかけ〉といったが,寛政ころからそれを略して〈かけ〉というようになった。〈かけ〉にいろいろの具をあしらったのが種物で,加薬(かやく)そばとも呼ばれ,幕末ころまでに花まき,あられ,てんぷら,卵(玉子)とじ,鴨なんばん,おかめなどが売り出された。花まきは焼ノリ,あられはバカガイの柱をのせたもので,鴨なんばんの〈なんばん〉はネギのことである。…

※「鴨南蛮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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