事典 日本の地域ブランド・名産品 「鴻巣雛人形」の解説
鴻巣雛人形[人形・玩具]
こうのすひなにんぎょう
鴻巣市で製作されている。天正年間(1573年〜1592年)に、京都伏見より移り住んだ人形師により始められたと伝えられる。平安御所庭は、京都御所の紫宸殿の中庭をモデルに考案されたもの。鴻巣雛人形では、五人囃が舞台の上に、随臣・三人仕丁が白砂の庭に飾られている点が特徴。男雛と女雛を中心に展開される宮中の雅の世界を強調した七段飾りである。埼玉県伝統的手工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報