鶉革(読み)うずらかわ

精選版 日本国語大辞典 「鶉革」の意味・読み・例文・類語

うずら‐かわうづらかは【鶉革】

  1. 〘 名詞 〙 燻革(ふすべかわ)一種鹿皮に糸を巻いてくすべ地紋を鶉の羽のようにまわしたもの。これに緑青菊花の形を所々に散らしたのを紋鶉(もんうずら)という。
    1. [初出の実例]「どてらにうづらかわのしごきをしめ」(出典:洒落本・船頭部屋(19C初)鳥居町舟宿の套)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む