…この鳥を重要な要素とする昔話に,鳴声で父が子の死を知る〈継子と鳥〉,禁止を守らず幸福を失う〈見るなの座敷〉,愚か嫁がウグイスの声をまねて失敗する〈鶯言葉〉などがある。これらに現れるウグイスの声がもっとも重要な関心事だった人々が催したのが〈鶯合(うぐいすあわせ)〉で,各自飼い慣らした鳥の鳴声の優劣を競う春2月の遊びで,公式にもまた民間でも江戸時代には盛んに行われた。これを飼育するには1羽ずつすり餌籠に入れ,さらに障子紙をはった桶に入れる。…
※「鶯合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...