日本歴史地名大系 「鶯沢町」の解説 鶯沢町うぐいすざわちよう 宮城県:栗原郡鶯沢町面積:三六・九一平方キロ郡中央部に位置し、北より東にかけては栗駒(くりこま)町、南は一迫(いちはさま)町、西は花山(はなやま)村と接する。栗駒町より南流した二迫(にのはさま)川は当町域で南東流し、町西端より東流する鉛(なまり)川と袋(ふくろ)地区で合流する。二迫川左岸の平坦地は水田に利用されるが、右岸にあたる北郷(きたごう)の西半部と南郷(なんごう)の大半は丘陵地となっている。南郷西部には近世以来の細倉(ほそくら)鉱山があり、同鉱山の盛衰が町勢を左右してきた。昭和四〇年代には鉛・亜鉛鉱山としては日本有数の生産量を誇ったが、昭和六二年(一九八七)閉山となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by