鷲沢村(読み)わしざわむら

日本歴史地名大系 「鷲沢村」の解説

鷲沢村
わしざわむら

[現在地名]浜松市鷲沢町

上都田かみみやこだ村の北に位置し、北東滝沢たきさわ村。引佐郡に属する。天正一七年(一五八九)七月七日の徳川家七ヵ条定書写(御庫本古文書纂)は「わしさハ太郎右衛門」など六ヵ村に宛てて出されている。寛永二年(一六二五)には旗本近藤勘助領(記録御用所本古文書)正保郷帳では高七九石余、旗本金指近藤領。内訳は田四五石余・畑三〇石余・山高四石。国立史料館本元禄郷帳・享保郷村高帳・旧高旧領取調帳いずれも旗本金指近藤領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android