薄田(読み)うすだ

精選版 日本国語大辞典 「薄田」の意味・読み・例文・類語

うす‐だ【薄田】

〘名〙 土地が肥えていないため、収穫の少ない田。
高野山文書‐正安二年(1300)七月一日・太田庄雑掌陳状案「於村村別作者、皆為最薄田之間、雖古作、大略或七升代、或五升代、或四升代也、何況新開之地」

はく‐でん【薄田】

〘名〙 収穫の少ない田地。白田
※高野山文書‐正安二年(1300)七月一日・太田庄雑掌陳状案「於村々別作者、皆為最薄田之間」 〔蜀志‐諸葛亮伝〕

すすきだ【薄田】

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デジタル大辞泉 「薄田」の意味・読み・例文・類語

すすきだ【薄田】

姓氏の一。
[補説]「薄田」姓の人物
薄田泣菫すすきだきゅうきん
薄田研二すすきだけんじ
薄田隼人すすきだはやと

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普及版 字通 「薄田」の読み・字形・画数・意味

【薄田】はくでん

地味のやせた田。明・沈周〔生辰〕詩 先人り 數口(数人家族)頗(いささ)か纏裹(てんくわ)(衣服)す 門を關(とざ)して咏を事とするも 天地自(おのづか)ら我を容る

字通「薄」の項目を見る

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