すべて 

薄田(読み)ススキダ

精選版 日本国語大辞典 「薄田」の意味・読み・例文・類語

うす‐だ【薄田】

  1. 〘 名詞 〙 土地が肥えていないため、収穫の少ない田。
    1. [初出の実例]「於村村別作者、皆為最薄田之間、雖古作、大略或七升代、或五升代、或四升代也、何況新開之地」(出典高野山文書‐正安二年(1300)七月一日・太田庄雑掌陳状案)

はく‐でん【薄田】

  1. 〘 名詞 〙 収穫の少ない田地。白田
    1. [初出の実例]「於村々別作者、皆為最薄田之間」(出典:高野山文書‐正安二年(1300)七月一日・太田庄雑掌陳状案)
    2. [その他の文献]〔蜀志‐諸葛亮伝〕

すすきだ【薄田】

  1. 姓氏の一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「薄田」の読み・字形・画数・意味

【薄田】はくでん

地味のやせた田。明・沈周〔生辰〕詩 先人り 數口(数人家族)頗(いささ)か纏裹(てんくわ)(衣服)す 門を關(とざ)して咏を事とするも 天地自(おのづか)ら我を容る

字通「薄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む