鷹潭(読み)ようたん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「鷹潭」の意味・わかりやすい解説

鷹潭
ようたん / インタン

中国、江西(こうせい)省東部の地級市。信江(しんこう)中流部に位置し、月湖(げっこ)区、貴渓(きけい)市、余江(よこう)県を管轄する(2016年時点)。人口108万5773(2010)。1960年貴渓県より分離、1979年市制施行。江西省東部の物資集散地で、滬昆(ここん)線(上海(シャンハイ)―昆明(こんめい))と鷹厦(ようか)線(鷹潭―厦門(アモイ))が分岐し、福建(ふっけん)省への鉄道交通の門戸にあたる。

[河野通博・編集部 2017年2月16日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android