鷹谷俊之(読み)タカガイ シュンシ

20世紀日本人名事典 「鷹谷俊之」の解説

鷹谷 俊之
タカガイ シュンシ

大正・昭和期の僧侶(浄土真宗本願寺派),仏教教育者



生年
明治24(1891)年12月1日

没年
昭和45(1970)年6月20日

出生地
広島県江田島

別名
幼名=豊麿,号=江邨,応谷

学歴〔年〕
東京帝大文学部宗教学宗教史学科〔大正11年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章,正五位勲三等瑞宝章,本願寺派宗門功労者(第1回)

経歴
大正11年東京帝大宗教学研究室で姉崎正治教授の副手を務め、12年東洋大学教授となり、社会事業史、宗教史を講じた。15年からオックスフォード大、ライプチヒ大、フランスの大学に留学。また高楠順次郎の武蔵野女子学院創設に尽力、監事兼教諭、学監を経て昭和25年武蔵野女子学院短期大学学長となった。著書に「欧米仏教学者伝」「女人往生聞書」「高楠順次郎先生伝」「東西仏教学者伝」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鷹谷俊之」の解説

鷹谷俊之 たかがい-しゅんし

1891-1970 大正-昭和時代の僧,教育者。
明治24年12月1日生まれ。大正12年東洋大教授となる。15年渡欧して社会事業,宗教学をまなぶ。帰国後武蔵野女子学院創設に協力し,昭和25年同短大学長。浄土真宗本願寺派の第1回宗門功労者。昭和45年6月20日死去。78歳。広島県出身。東京帝大卒。号は江邨,応谷。著作に「高楠順次郎先生伝」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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