鸕鷀(読み)ろじ

精選版 日本国語大辞典 「鸕鷀」の意味・読み・例文・類語

ろ‐じ【鸕鷀・鸕鶿】

  1. 〘 名詞 〙 鳥「う(鵜)」の異名
    1. [初出の実例]「菱荇分露立、鸕鷀曝翅遇晴休」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)七・暮秋遊覧大井河〈輔仁親王〉)
    2. [その他の文献]〔王昌齢‐萬歳楼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鸕鷀の言及

【鵜飼い】より

…考古学遺物としては,山口県豊浦郡土井ヶ浜遺跡の弥生時代の集団墓地で出土した207体の人骨中に,1体だけウミウを抱いた女性人骨が発見されており,ウミウがなんらかの霊性を仮託されていた事実を示唆している。
【中国の鵜飼い】
 中国では,鵜はペリカンのことであって,鸕鷀(ろじ)がウに相当する。鵜飼いは魚鷹と称される。…

※「鸕鷀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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