鹿北町(読み)かほくまち

日本歴史地名大系 「鹿北町」の解説

鹿北町
かほくまち

面積:八六・〇三平方キロ

県の北端に位置し、北は福岡県八女やめ黒木くろき町、東は同郡矢部やべ村・鹿本郡菊鹿きくか町、南は山鹿やまが市、西は福岡県黒木町・立花たちばな町と玉名たまな三加和みかわ町と接する。筑肥山地南側一帯の各谷間に形成された集落からなり、東境国見くにみ(一〇一八・一メートル)を最高峰に、北境沿いに休鹿きゆうろく(八六六メートル)星原ほしわら(七九三・四メートル)・やさぶ岳(六四二・三メートル)姫御前ひめごぜん(五九五・八メートル)が、西境沿いに(五三二・二メートル)黒松くろまつ峠・小栗おぐり峠が、南境沿いに(四〇九・二メートル)西にし(六四八・三メートル)などがそびえ、面積の八五パーセントが山林原野で、耕地は一五パーセントにも満たない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報