鹿島灘はまぐり(読み)かしまなだはまぐり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「鹿島灘はまぐり」の解説

鹿島灘はまぐり[水産]
かしまなだはまぐり

関東地方茨城県の地域ブランド。
主に東茨城郡大洗町・鹿嶋市神栖市などで水揚げされている。はまぐりは、古代から食べられていた、浜に棲む二枚貝。貝殻を一度はずすと他の殻とは決して合わないという特徴から、縁を結ぶ結婚式、雛祭りなどのめでたい席には欠かせない食材。鹿島灘はまぐりは、身が厚く、殻もなめらかでつやのある高級品。鹿島灘では資源管理のため、計画的な漁獲がおこなわれている。旬は、冬から春。うまみ成分のコハク酸が多く含まれるため、調理してもやわらかい。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android