鹿嶋市(読み)カシマシ

デジタル大辞泉 「鹿嶋市」の意味・読み・例文・類語

かしま‐し【鹿嶋市】

鹿嶋

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鹿嶋市」の意味・わかりやすい解説

鹿嶋〔市〕
かしま

茨城県南東部,鹿島灘に面する北浦の東岸の市。 1995年鹿島町大野村が合体して市制施行。古くから常陸の一の宮鹿島神宮門前町として発展。神栖市の息栖神社,千葉県佐原市の香取神宮とともに東国三社の一つとして知られる鹿島神宮はシイマツスギ大樹に覆われ,本殿拝殿,奥宮などは国の重要文化財。国宝の直刀などの社宝を所蔵し,境内は国の史跡に指定されている。鹿島立ちと呼ばれる祭頭祭 (さいとうさい) ,御船祭 (おふなまつり) などの伝統行事もあり,水郷観光の一中心地。農村部では米,根菜類,野菜などを産する。南東部の平井には情報通信研究機構鹿島宇宙技術センターがある。鹿島臨海工業地域の造成で宅地化が進展。水郷筑波国定公園に属し,海岸のハマナス自生南限地帯は国の天然記念物。 JR鹿島線,鹿島臨海鉄道大洗鹿島線,国道 51号線,124号線が通る。面積 106.02km2。人口 6万6950(2020)。

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日本歴史地名大系 「鹿嶋市」の解説

鹿嶋市
かしまし

1995年9月1日:鹿島郡大野村・鹿島町が合併・市制施行
【大野村】茨城県:鹿島郡
【鹿島町】茨城県:鹿島郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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