鹿木(読み)シカギ

デジタル大辞泉 「鹿木」の意味・読み・例文・類語

しか‐ぎ【鹿木】

鹿を捕ろうとする猟師が、木の枝に横木を渡し柴などを結びつけて身を隠すもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鹿木」の意味・読み・例文・類語

しか‐ぎ【鹿木】

  1. 〘 名詞 〙 鹿などの来るのを待つ猟師が、自分の身を隠すために、立ち木に横木を渡し、柴などを結びつけたもの。鹿垣(しがき)
    1. [初出の実例]「山さつがしかぎの陰や隙もなき居待の月の出でよざりする〈源仲正〉」(出典:木工権頭為忠百首(1136頃)秋月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android