鹿瀬山(読み)ししがせやま

日本歴史地名大系 「鹿瀬山」の解説

鹿瀬山
ししがせやま

河瀬(ごのせ)の鹿瀬にあり、有田郡・日高郡の郡境をなす。標高四〇八メートル。「続風土記」に「山の形鹿の背に似たるを以ていふなるへし」とある。熊野街道が鹿瀬峠を越えて通じており、平安中期の僧増基の紀行「いほぬし」は「しゝのせ山にねたる夜、しかの鳴をきゝて」として歌を記しており、「為房卿記」永保元年(一〇八一)九月二八日条に「戌剋着鹿瀬山中宿草庵」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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