デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鹿田文平」の解説 鹿田文平 しかだ-ぶんぺい 1815-1871 江戸時代後期の兵法家。文化12年生まれ。加賀金沢藩士。小石元瑞(げんずい)に医学,蘭学をまなぶ。信濃(しなの)(長野県)松代(まつしろ)藩にまねかれ,洋式兵書の翻訳にあたる。帰藩後,西洋流火術方雇,藩校壮猶館(そうゆうかん)教授をへて,大砲歩小頭になる。のち英学教師をつとめた。明治4年1月6日死去。57歳。名は正明。号は謹斎。訳書に「海軍要略」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例