デジタル大辞泉 「麹町の井戸」の意味・読み・例文・類語 こうじまち‐の‐いど〔かうぢまち‐ゐど〕【×麹町の井戸】 《麹町は高台のため井戸がみな深いところから》非常に深いこと、底が知れないことのたとえ。「欲の深い事は―よ」〈浄・矢口渡〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「麹町の井戸」の意味・読み・例文・類語 こうじまち【麹町】 の 井戸(いど) ( 麹町は高台のため井戸がみな深いところから ) 非常に深いこと。また、底が知れないことやなかなか反応のないことのたとえ。江戸時代、天明(一七八一‐八九)頃に流行した語。[初出の実例]「欲の深い事は糀町(カウジまち)の井戸よ」(出典:浄瑠璃・神霊矢口渡(1770)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例